「高いシャンプーを使っているのに頭皮がベタつく」とお悩みの方へ。
毛髪診断士が教える、正しい洗浄成分の使い分け
調布市仙川、仙川美容室 La.COEUR(ラクール)の坂内です。
日々、成城学園や三鷹、つつじヶ丘、千歳烏山、吉祥寺、狛江といった京王線沿線エリアから多くのお客様にご来店いただいておりますが、最近よく耳にするのが「頭皮のベタつき」のお悩みです。
1. ☘️「優しいシャンプー」がベタつきの原因かも?
「肌に優しいアミノ酸シャンプーを使っているのに、夕方には頭皮がベタつく……」
実はこれ、脂性肌(オイリー肌)の方が洗浄力の弱いシャンプーを使い続けたときに起こりやすい現象なんです。
汚れや古い角質(脂質)が落ちきらず、頭皮に蓄積されてしまっているんですね。「高いシャンプー=誰にとっても正解」ではない、というのが私の考えです。
知っておきたい「強めの洗浄成分」リスト
以下の成分が成分表の上位にあるものは、洗浄力が強めです。
高級アルコール系
・(C12,13)パレス-3硫酸Na
・ラウリル硫酸Na/塩
・ラウレス硫酸Na
・(C12,13)パレス-3硫酸Na
・ラウリル硫酸Na/塩
・ラウレス硫酸Na
石鹸系
・脂肪酸Na/K
・石鹸素地
・脂肪酸Na/K
・石鹸素地
植物由来・強め
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
・スルホコハク酸ラウレス2Na
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
・スルホコハク酸ラウレス2Na
※成分表の何番目に書かれているかで洗浄力は変わりますが、メインに使われていると非常にパワフルです。
主な洗浄成分の種類
| 洗浄成分 | 主な成分表示例 | 洗浄力 | 刺激性 | メリット・特徴 | デメリット・注意点 | おすすめ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 高級アルコール系 | ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Na ラウレス硫酸アンモニウム | 強 | やや強 | 泡立ちが良くサッパリ洗える。 安価で市販品に多い。 | 洗いすぎによる乾燥。 カラーの褪色が早め。 | スポーツをする方 汗・皮脂が多い方 |
| オレフィン酸系 | オレフィン(C14-16)スルホン酸Na | 強 | やや強 | 高級アルコール系の代替として優秀。 しっかりとした泡立ちと洗浄力。 | 頭皮のつっぱり感。 髪のパサつきが出やすい。 | がっつり皮脂・汚れを落としたい方 |
| 石けん系 | 石ケン素地 脂肪酸Na / 脂肪酸K ラウレス-4カルボン酸Na | 強 | 弱 | 高い洗浄力と低刺激の両立。 サッパリ感と高い生分解性(環境対応)。 | 髪のパサつき・きしみ。 石けんカスの残留(要すすぎ)。 | 頭皮のベタつきが気になる方 さっぱり洗いたい敏感肌 |
| アミノ酸系 | ココイルグルタミン酸Na ラウロイルメチルアラニンNa (ココイル〜、ラウロイル〜等) | やや弱 | 弱 | マイルドで優しい洗い上がり。 適度なうるおいを残せ、カラー保持力◎。 | 原料が高価。 丁寧な洗髪が必要。 | 乾燥肌・敏感肌 ダメージ毛・カラー毛 |
| タウリン系 | ココイルメチルタウリンNa | 適度 | 弱 | ほどよい泡立ち。 ベタつきのないふんわりした仕上がり。 | サロン専売品などに多くやや高価。 | さっぱり仕上げたい方 根元の立ち上がりが欲しい方 |
| ベタイン系 | ラウラミドプロピルベタイン コカミドプロピルベタイン | 穏やか | 極小 | 非常に低刺激(ベビーシャンプー等)。 カラー褪色を大幅に抑制。 | 単体だと洗浄力・泡立ちが弱め (助剤として使われることが多い)。 | 超敏感肌・赤ちゃん ヘアカラー直後の方 |
2. 坂内流:頭皮の状態に合わせた「シャンプー・ローテーション」
ベタつきがひどい時は、無理に「優しいシャンプー」にこだわらず、一時的に洗浄力の強いものを使ってリセットしましょう。
おすすめの使い分け案:
・ベース(毎日):優しいアミノ酸系シャンプー
・ベタつきを感じた時:ラウレス硫酸Naなどの強めシャンプーを一時的に使用
・ベース(毎日):優しいアミノ酸系シャンプー
・ベタつきを感じた時:ラウレス硫酸Naなどの強めシャンプーを一時的に使用
改善したらまた毎日用に戻す。この「使い分け」が大事なのですが、あまり知られていませんよね。大事なのはブランドではなく、「今のあなたの頭皮に合っているか」です。
3. 健やかな髪のために、今日からできること
● シャンプーは必ず「夜」に
汚れを落とし、血行を良くした状態で睡眠をとることが、髪の成長にとって最も重要です。
● 食事で内側からケア
タンパク質、亜鉛、コラーゲン、ビタミンB群は髪の栄養源。意識して摂るようにしましょう。
4.✨ 頭皮タイプ別|おすすめの洗浄成分
| 頭皮タイプ | おすすめの洗浄成分 | ポイント |
|---|---|---|
| 脂性肌 | オレフィン(C14-16)スルホン酸Na ラウレス硫酸Na(必要に応じて) | 皮脂量が多い場合は、定期的に洗浄力のあるシャンプーを取り入れる方法もあります。 |
| 普通肌 | ココイルグルタミン酸系 ラウロイルメチルアラニン系 | 毎日の洗髪では、洗浄力とやさしさのバランスが取れたタイプがおすすめです。 |
| 乾燥肌・敏感肌 | ココイルグルタミン酸Na ココイルメチルタウリンNa | 洗いすぎを避け、頭皮のうるおいを保ちながら洗えるシャンプーを選びましょう。 |
大切なのは「高価なシャンプー」を選ぶことではなく、自分の頭皮状態に合った洗浄成分を選ぶことです。
頭皮の状態は季節や年齢によっても変化するため、必要に応じて使い分けることが大切です。



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