界面活性剤=洗浄成分
どんな洗浄成分を使用しているかで、洗い上がりや髪や頭皮への刺激、補修効果などが変わってきます。
シャンプー容器の裏面を一度チェックしてみてください。
界面活性剤 | 洗浄力 | 刺激 | アレルギー | 補修力 |
---|---|---|---|---|
アルコール系界面活性剤(石油系) | ◎ | × | × | × |
アミノ酸系界面活性剤 | ○ | ○ | ○△ | ○△ |
両面界面活性剤 | ○△ | ○ | ○ | △ |
石鹸系界面活性剤 | ◎ | △ | ◎ | × |
たんぱく質系洗浄成分 | △× | ◎ | ○ | ◎ |
アルコール系界面活性剤(石油系)
洗浄力:◎ 刺激:× アレルギー:× 補修力:×
主な記載例:ラウリル硫酸、ラウレス硫酸、パレス硫酸、オレフィンスホン酸、スルホコハク酸ラルリル
安価でお求めやすい日常的に使うのは洗浄力が強すぎる上に髪や肌への刺激が強すぎます。とくにダメージのある髪や敏感肌の方にはお勧めできません。但し汚れをとったり髪についたコーティング剤を落としたり匂いを取るのに週一ぐらいで使うのはありだと思います!
アミノ酸系界面活性剤
洗浄力:○ 刺激:○ アレルギー:○△ 補修力:○△
主な記載例:ラウロイルアスパラギン酸、ココイルグルタミン酸、ココイルメチルタウリン、ラウロイルメチルアラニン、ラウロイルサルコシン、ココイルグリシン
アミノ酸ベースの界面活性剤で低刺激で補修効果もあります。お勧めの界面活性剤だと思います。とくに髪が傷んでしまっている方には補修効果も期待できます。日常的にベースにするのにてきした洗浄剤です。強い汚れやコーティング剤などの除去には不向きな為たまに強い洗浄剤を使う事をお勧めします。
両面界面活性剤
洗浄力:○△ 刺激:○ アレルギー:○ 補修力:△
主な記載例:コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸、ラウロアンホ酢酸
主な補助剤として使われる事が多いのですが、刺激性洗浄力とバランスがとれた界面活性剤かと思います。こちらもおススメの界面活性剤です。
石鹸系界面活性剤
洗浄力:◎ 刺激:△ アレルギー:◎ 補修力:×
主な記載例:ラウレス酢酸、ラウレスカルボン酸、ヤシ油油脂脂肪酸、石鹸素地
男性の方や油分の多い方
ある程度洗浄力がありますがお肌が弱い方に向く洗浄成分です。但し肌に残りやすいのでしっかり落とす事をお勧めします。
たんぱく質系洗浄成分
洗浄力:△× 刺激:◎ アレルギー:○ 補修力:◎
主な記載例:ココイル加水分解ケラチンK、ラウロイル加水分解シルクNa、ラウロイルシルクアミノ酸K、ココイル加水分解コラーゲンK、ココイル加水分解ダイズタンパクK
髪のダメージが特に気になる方向けの洗浄成分になります。洗浄力があまり強くないのでオイリー肌の方はあまり向きません。
ここの書いてある界面活性剤をいくつか組み合わせて作られているので配合量が多い順に書かれているのでどれを重視するかで選んでください。
たくさんある中で、自分に一番合ったシャンプーを選び出すのは至難の業かもしれませんが、どのシャンプーにしようか迷った際に参考にして頂ければと思います。わからなければ成分画像をLINEなどで送ってくだされば解析します!
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