ヘアキャストはフケのようなもので毛包が髪につく症状で一種のフケです。見た目シラミの様な感じなので驚くと思いますがヘアキャストの原因を一つ一つ改善する事で症状は改善されていきますので過度にご心配なさらない様にお願いいたします。
では、なぜヘアキャストはできてしまうのでしょうか?
①毛包が乾燥している
毛包は、大まかに皮膚の一部なのですが頭皮が乾燥すれば、毛包も乾燥してしまうのです。
そうなると、ヘアキャストもでき易くなります。
頭皮が乾燥するのは以下のような原因が考えられます。
- 過度のシャンプー
- 高温のシャワー
- 過度の紫外線
- 急激な温度の変化
- ストレスやホルモンバランスの乱れ
- 毛包に刺激を加える。例えば結んだり、纏めたり。髪を強く引っ張る
などです。これらの事に一つ一つ対処していけば症状は緩和されると思います。
ヘアキャストはどなたでも出来てしまうものなので落ち着いて対処願います。
シャンプーの適正量と頻度等
シャンプーは以前の記事にも書いたと思いますが洗浄剤が重要になります。強い洗浄剤は使い方で悪くもなります。頭皮の汚れを落とすのと同時に、頭皮に必要な皮脂も一緒に落としますので普段のベースになるシャンプーは弱い洗浄剤のシャンプーを使い汚れた時などに強い洗浄剤のシャンプーを使うのがポイントです。一概に言えませんが…程々に皮脂が残っていないと乾燥してしまいますのでなるべく夜シャンプーをして血行をよくして睡眠をとり栄養も取る。
シャンプーの量もつけすぎないで良く濯ぐ様に心がけてください。先ずご自身で使っているシャンプーの成分をよく把握して強いのか弱いのか確認してください。
因みに高いシャンプーを使っていれば良い弱いシャンプー【アミノ酸系や洗浄剤が入っていないオイル系で落とすシャンプー剤】を使っているから大丈夫!
でわなくて
ベースで使うシャンプーは弱い洗浄剤のシャンプー。
汚れた時や頭皮の匂いや夏場など様子がおかしくなりがちなので週一二回は強いシャンプー剤で洗うのが良いと思います!
紫外線を防ぐ
過度の紫外線が頭皮に当たると、頭皮は乾燥します。日傘や帽子UVケアなども心がけてください。別記事に紫外線の対策も書いてあるのでご参考にしてください
帽子やウィッグは着用時間が長過ぎると雑菌が沸く等のなどもありますのでお気をつけてください。
温度の変化は冷房や暖房が効きすぎてしまい頭皮や肌が乾燥してしまうので加湿や除湿にも注意なさってください。
シラミとの違いとは
ヘアキャストとシラミの卵はその見た目が似てるので間違われ易いのですが、すぐに見分けることができると思います
シラミの卵は硬くセメントのようなもので髪にへばりついているので、指でなぞっても動きずらいですがヘアキャストは毛包なので簡単に動くのでわかると思います。
シラミの場合は、また別の対策が必要になってきます。シラミも面倒なだけで対策はありますのでご心配なさらずお願いいたします。
思春期のお子様に多いのは成長ホルモン(ホルモンバランスの乱れ)の影響が大きいのです。
フケが多くなるのもその一つで、ヘアキャストはフケの様なものなので思春期の子供にはヘアキャストができ易いのです。
例えば、髪を乾かさないで寝たり、乾かさないで結んだり、帽子をかぶって雑菌が沸いた状態でシャンプーをしないで睡眠を取ったりなどが習慣になっているとシラミやヘアキャストなどの症状が出易くなる傾向にあるので注意なさってください。
症状が出た場合でも落ち着いて一つ一つ対処改善していけば緩和されるので過度に心配なさらずにお願い致します!
調布市仙川の美容室L a.COEUR(ラクール) 毛髪診断士 坂内忍
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