アタマジラミ症の症状
アタマジラミ症は、頭髪に虫体や卵を確認する事で診断します。
卵は比較的発見しやすく、特に卵は耳の後ろに多い傾向があります。シラミの卵は一見フケやヘアキャストの様であるが簡単には除去できません。慣れていれば目視でわかるので
アタマジラミ専用櫛【金属製などで目が細かい】で地道に毎日取り除き綺麗に洗髪する。
卵は毛根から5ミリから10ミリあたりに産み付けられることから丸坊主3ミリぐらいにカットする事も有効です。
アタマジラミは熱に弱く60°以上、5分加熱で死滅することから、シャンプー後などでは必ず頭皮をしっかり乾かすことが大切です。よく乾かさずに結んだりする事が原因になります。
ヘアアイロンなども卵には有効です。何度も言いますがしっかり乾かす事が予防になります。
先程の除去の話しの他に薬剤での対処法もあります。
ピレスロイドが入った製剤もあるのですが、近年、耐性を持つアタマジラミも多く報告されているようです。そのような場合は日本では認可されていないのですが、
ジメチコンやイベルメクチンが入った製剤を使用する事も個人の責任で考察してください。ネット通販では購入できるのですが日本では未承認な事は覚えておいてください。
毛髪診断士
ラクール坂内忍
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