今回は脱毛症ではなく抜毛症について書きたいと思います。
現在、抜毛症で悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
トリコチロマニア
トリコ=毛、チロ=引っ張る、マニア=一つのことに熱中してしまうこと。という意味になります。
抜毛症、トリコチロマニア、抜毛癖とも呼ばれています。
自分で抜いた結果、禿げているように見えるだけで、真の脱毛症ではありません。
髪を触ったり、その過程で抜いたり切ったりしてしまう一種の癖で機械的な原因によります。
子供に多い症状です、
良い子、素直、勉強や手伝いもよくするなど
褒められたいので、
無意識に演じてしまい無意識にストレスを抱
えてしまいます。
毛を抜いたり、千切ったり
稀にそれらの毛を飲み込み胃に毛魂を生じる場合もあります。
子供によく見られる
爪噛みや指しゃぶりと同じように無意識に行う癖の一種です。
しかし同時に心理的な何らかのストレスがありその原因を自分でも理解できずに、また、上手に訴えることができないで発するSOSのサインです。
又年長の子供や成人では本を読んだり考え事や何かに集中する時に無意識に行う場合もあります。
症状の特徴は短期間の間に移動する不整形の脱毛班でびまん性脱毛もみられます。残存する毛は短くても成長期の硬毛です。ので円形脱毛症との区別が大切です。
①洗髪やブラッシングの際の脱毛は生理的範囲内(40本ぐらいから70本ぐらい)にあり毛根像も正常(軽く引っ張って抜けない)
②抜毛が落ちている場所は、寝床の周囲ではなく机の周りなど日常一人でいるところ
③脱毛部の形が観察毎に変わる不整形の脱毛班かびまん性、あるいは両者の混合で長さが不揃いであることと。短くても引っ張っても抜けない硬毛で円形脱毛症の治癒初期に見られる柔毛は見られない
④抜け毛は正常な成長期毛
小学校高学年から高校生に多く男女比は1:4で女児に多くみられます。時に成人にも発症します。成人では極めて感情的な人が多いようです。
ストレスの原因は一般的に、本人自身の問題、家族関係、友人を含む学校、会社関係にあります。
ストレスを上手く発散できないことで無意識に抜いたり切ったりを繰り返してしまうのです。
小さい子供の場合は動機も単純で家族の理解や協力があれば簡単に治りますが
年齢が上がるにつれて動機も複雑になり何かに集中した際の習慣になったり(癖)本人が抜いている事を自覚し、その罪悪感がストレスになりと悪循環になります。
無意識の癖なので本人に自覚させる事で徐々に回復してくる場合もあるようです。
自分を受け入れて生活する悪い癖?も良い癖?も過ぎると悪くなります。過ぎたるは及ばざるが如しです。バランス、ほどほど、執着し過ぎない、など難しいですが生活習慣の見直しをする事は大切になります。又家族や周りの協力も不可避になります。
毛髪診断士としての自分個人の意見なので話半分くらい程々に参考にしてください。私も皆様がたに少しでも役立てるように精一杯知識を増やしたいと思います!お世辞や褒めたりは苦手ですが嘘は言わないようにというか人を傷つける嘘はつかないように努力しています(笑)
人間悪いところもあれば良いところもあります。日々生活している中でホッとする時間を作る事、趣味や習い事や遊び、私はお酒は飲まないですがお酒やタバコをルール、マナーの中で嗜み、他人に対して気を配り自分に対しても気を配るよう日々の生活を円滑にできれば良いかなと思っております!(笑)それではまた(笑)
調布市仙川町1-14-60キクチビルファイブ2F 03-3307-8308 美容院 La.COEUR【ラクール】
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