【毛髪診断士が教える】シャンプー選びで最も大切な「界面活性剤」の正しい知識
こんにちは。調布市仙川の美容室 La.COEUR(ラ・クール)、毛髪診断士の坂内(バンナイ)です。
日々、仙川美容院として成城学園、成城、国領、狛江、三鷹、吉祥寺など、京王線沿線の多くのお客様の髪を拝見していますが、最も多い質問の一つが「どんなシャンプーを選べばいいの?」というものです。
その答えを握るのが、汚れを落とす成分「界面活性剤」です。大きく分けて3つの分類があります。
1. 界面活性剤の3大分類
現在、世の中には数千種の界面活性剤が存在すると言われていますが、大きくは以下の3つに分けられます。
- ① 天然の界面活性剤:自然界にそのまま存在する成分
- ② 天然由来の合成界面活性剤:天然素材を科学的に加工したもの(比較的安全)
- ③ 石油系の合成界面活性剤:石油から安価に大量生産されるもの(洗浄力が非常に強い)
2. 究極の安心。皮膚に浸透しない「天然界面活性剤」
もともと自然界に存在している「ガゼイン、レシチン、サポニン、リン脂質、ペプチド」などがこれに当たります。
身近な例では、大豆やヘチマに含まれる「サポニン」や、卵黄に含まれる「レシチン」です。これらは汚れを落とすだけで、皮膚から浸透することはありません。アルカリ性の場所でだけ働き、皮膚に触れると分解される性質があるため、天然物を中心に作られたシャンプーは非常に安心です。
3. 「天然由来」と「石油系」の違いとは?
● 天然系合成界面活性剤(アミノ酸系など)
ヤシ油などから精製されるアミノ酸系(ココイル、コカミドなど)が代表的です。アミノ酸は人体のタンパク質を構成する成分なので、肌馴染みがよく安全性が高いのが特徴です。
ラウリン酸Naなどを使用した「石鹸系」は天然系に分類されますが、皮膚への浸透速度が速く、吸着力が非常に強いため、実はお肌への負担が非常に大きい場合があります。
● 石油系合成界面活性剤
ラウリル硫酸Naやα-オレフィンスルフォン酸Naなど。安価で高い洗浄力を持ちますが、人体や環境への影響が一部で問題視されています。安価な市販シャンプーの多くに使用されています。
4. 保湿成分「グリセリン」にも裏がある?
成分表に書かれる「グリセリン」には、ヤシ油由来の天然グリセリンと、石油由来の合成グリセリンがあります。
表示名はどちらも同じですが、「植物由来」といったアピールがなければ、石油由来の可能性が高いと考えられます。正しい知識を持って、何が使われているかを選択することが大切です。

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